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■ cinemaly vol.5 ■
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 「Cinemaly vol.5」をご覧頂きましてありがとうございます。
 ここしばらくでもって、完全夜型になっちゃったです。朝7:00なんて起きて出勤…ではなく、布団敷いて寝る時間っすよヽ(^.^;)丿

 今回の「cinemaly」も「COOL MINOR」オンリーなCG集になってしまいましたが、本来の主旨である「映画の一幕のよう…」に則って…まぁなんとか(^_^;)
 「COOL MINOR」は自分の中でのライフワークとなってしまったのですが、この話の前身というのがあって、今回はそっちの方を中心に構成してみた次第。本来の内容より、オマケの方が充実してたりして…
cinemaly vol.5 御託宣より

■ cinemaly vol.5 SAMPLE [ALL OF ME (befor COOLMINOR)] ■
cinemaly32 駅の改札を抜けた私は、立ち止まって空を見上げていた。
「ちょっと涼しかったかな…」
夕方に降った雨は、微妙な緊張感と路上にわずかな跡だけを残し、足早に去って行った。
その跡に映る街の明かり、走りゆく車のテールランプ。私のヒールが水溜りに波紋を起こし、その中で街の明かりが揺れた。
そんなに寒い時期ではなかったが、ワンピース1枚に軽く羽織る上着だけで出てきてしまった事を後悔していた。この雨は誤算だった。
雨雲が過ぎた夜空には、ネオンに負けない位強く、神話の主人公達が語り合っていた。

真田宏美、私の本名であり、ミュージシャンとしてのデビュー名でもある。
線路伝いの細い道を進み、小さな雑居ビルを目指す。
昔は毎日のように通っていた道、とても久しぶりだった。それがどの位久しぶりだったのか、すぐには思い出せないでいた。
最近はレコーディングや店頭ライブと、忙しい日々を過ごしていたからだ。

雑居ビルに至る小道、お弁当屋さんのおいしそうなにおい、いつも空いているコイン駐車場、賑やかに人集るレンタルビデオ屋…
これら変わらない街並みが私を安心させてくれる。
でも、私は変わってしまってたのかもしれない。