COOLMINOR EPISODE.3 Hibiki
EPISODE.3 Hibiki Introduction
見慣れない女性がマスターと話をしていた。
何故かマスターはその女性に向かって手を合わせて…
敬「な、何の儀式ですか!?」
マスター「あ、敬チャン、おはよう…」
俺に気づいたマスター、そしてその声に反応してこちらに目線を動かす女性…
女性「キミか…」
敬「へ?」
今まで俺の話をされてた?
彼女の視線は俺の頭から足の先までを1往復し、最後にテナーの入ったケースに向けられた。
何故かマスターはその女性に向かって手を合わせて…
敬「な、何の儀式ですか!?」
マスター「あ、敬チャン、おはよう…」
俺に気づいたマスター、そしてその声に反応してこちらに目線を動かす女性…
女性「キミか…」
敬「へ?」
今まで俺の話をされてた?
彼女の視線は俺の頭から足の先までを1往復し、最後にテナーの入ったケースに向けられた。
響「すっかり朝だなぁ…」
爽やかな朝日がサンサン…って、サンサンじゃ昼か?
敬「何時間やってたんでしょ?」
響「ん?深夜からだから、そんなにはやってないだろ?」
何故そういう計算に?
8時間は経過しているような気がしますが…
敬「その前から呑んでたじゃないですか?」
ここに来る前に、COOLMINORで呑んでおられました。
響「おめーもいたじゃねぇか…」
敬「…です…」
COOLMINORに行ったら、そのまま連行されてしまった記憶があります…
響「ま、こっちじゃずっと寝てたよな…敬は…」
敬「…だす…」
響「折角のセッションなのに入らねぇとはなぁ…」
順番が回ってこなかったから…だから眠ってしまったのですが…
尤も、管だけで一体何人いたんだか…あまりに多すぎたから、珍しく音羽サンがピアノに回り、弾き語りまでご披露…
敬「しかも…」
響「あん?」
敬「なんで”亀サン”だったんでしょ?」
響「お歌か?」
敬「…どす…」
眠ってた俺の耳を劈いたのは、兎と亀の競争を歌った、古い古い日本のお歌…
(ンョジーバグンソズャジ(右読み))
敬「”亀”を”敬”で歌ってたでしょ!?」
響「おめーが寝てるからだ」
敬「…」
響「それにこの手の童謡なら、曲知らないなんて奴は居ないだろうしな♪」
ジャムで曲が決まらない場面はよく見かけるが…
童謡取り上げるのもいかがかと…
敬「皆、動揺してました…」
響「朝っぱらから寒いな、敬」
爽やかな朝日がサンサン…って、サンサンじゃ昼か?
敬「何時間やってたんでしょ?」
響「ん?深夜からだから、そんなにはやってないだろ?」
何故そういう計算に?
8時間は経過しているような気がしますが…
敬「その前から呑んでたじゃないですか?」
ここに来る前に、COOLMINORで呑んでおられました。
響「おめーもいたじゃねぇか…」
敬「…です…」
COOLMINORに行ったら、そのまま連行されてしまった記憶があります…
響「ま、こっちじゃずっと寝てたよな…敬は…」
敬「…だす…」
響「折角のセッションなのに入らねぇとはなぁ…」
順番が回ってこなかったから…だから眠ってしまったのですが…
尤も、管だけで一体何人いたんだか…あまりに多すぎたから、珍しく音羽サンがピアノに回り、弾き語りまでご披露…
敬「しかも…」
響「あん?」
敬「なんで”亀サン”だったんでしょ?」
響「お歌か?」
敬「…どす…」
眠ってた俺の耳を劈いたのは、兎と亀の競争を歌った、古い古い日本のお歌…
(ンョジーバグンソズャジ(右読み))
敬「”亀”を”敬”で歌ってたでしょ!?」
響「おめーが寝てるからだ」
敬「…」
響「それにこの手の童謡なら、曲知らないなんて奴は居ないだろうしな♪」
ジャムで曲が決まらない場面はよく見かけるが…
童謡取り上げるのもいかがかと…
敬「皆、動揺してました…」
響「朝っぱらから寒いな、敬」
COOLMINORの一番奥、壁寄りの席…
そこが指定席…
普段はでっかいアンプが置いてあって、椅子が無く、普通のお客さんは座れないところになっている。
音羽サンはそのアンプの上に座り、壁にもたれかかる…
”指定席”だから普通の椅子を置いてないのだ。
壁に飾られたマンハッタンの白黒写真と、強い酒と煙草の煙に浮かび上がるお姿…
そこが指定席…
普段はでっかいアンプが置いてあって、椅子が無く、普通のお客さんは座れないところになっている。
音羽サンはそのアンプの上に座り、壁にもたれかかる…
”指定席”だから普通の椅子を置いてないのだ。
壁に飾られたマンハッタンの白黒写真と、強い酒と煙草の煙に浮かび上がるお姿…
周囲に目をやると、色んな光景が目に入ってくる。
ベンチでイチャつくカップル、しっかりと手を握って歩くカップル…
あっちの草むらの陰では、なにやらにいそしむカップル…
敬「…」
目のやり場に困ります…
敬「出ましょうか…ここ」
音羽サンに提案した。
響「なんだ?他人が気になるか?静かでいいじゃん」
一向に気にされてないようで…
敬「音羽サンは平気なんですか?こういう周囲の状況…」
響「別に~好きにしてりゃいいじゃん」
敬「俺はあまり慣れてないんですけどね…」
すると、ニヤっと笑った音羽サンが…
響「んじゃ…」
ぞっ!
俺の腕にまとわりついて…
ベンチでイチャつくカップル、しっかりと手を握って歩くカップル…
あっちの草むらの陰では、なにやらにいそしむカップル…
敬「…」
目のやり場に困ります…
敬「出ましょうか…ここ」
音羽サンに提案した。
響「なんだ?他人が気になるか?静かでいいじゃん」
一向に気にされてないようで…
敬「音羽サンは平気なんですか?こういう周囲の状況…」
響「別に~好きにしてりゃいいじゃん」
敬「俺はあまり慣れてないんですけどね…」
すると、ニヤっと笑った音羽サンが…
響「んじゃ…」
ぞっ!
俺の腕にまとわりついて…
♪BGM:「広い広い…ただ広い」
music by wakachan[AtelierMW]
music by wakachan[AtelierMW]
Sub Character
NO PICTURE
大越誠一
響のJAZZ研時代のピアニスト。
響のJAZZ研時代のピアニスト。
NO PICTURE
ナカさん
響のJAZZ研時代のベーシスト。
響のJAZZ研時代のベーシスト。
NO PICTURE
録音さん
NH Recordの技術屋さん。
NH Recordの技術屋さん。
仕様
発表:2008年12月 コミケット75 カテゴリ:VisualNovel(プレイ時間はおよそ4時間程度) |
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OS | Windows98,Me,2000,XP(※NScripter Ver2.46使用) *Vista未確認 |
CPU | PentiumIII800MHz以上を推奨 |
MEM | 256MB以上 |
HDD | 700MB程の空き容量が必要 |
VRAM | 32MB以上を推奨(要DirectX8.0a以上) |
MEDIA | WAVE,MPEGが再生出来る環境 |
※本ソフトには選択技がありません(オープニングをご覧頂いた後、そのスキップの選択のみあります)。 |